2000年当初の無料出会い系サイトの広告収益は凄かった!

2000年当時は、スタービーチなどが有名でしたが1999年開始以来2009年2月に9年間の幕を閉じました。その理由は?インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律改正施行が施工された為です。
全盛期には利用者数は、1日1,200万アクセスあったそうです。考えられないアクセス数ですね。30代以上の方だとスタービーチをご存知の方も多いのではないでしょうか。
推測ですがこのアクセスでもしアドセンスなどのクリック広告が出来れば一日1000万の収益になる計算です。出会い系のサイトは、クリック広告よりも広告枠を販売する方が断然利益率が高いのでそう考えると、それ以上の収益になることは間違えないでしょう。
この当時は、無料の出会い系サイトに有料出会い系の広告を貼る宣伝方法が主流でした。しかし、有名無料出会い系サイトに集中して広告枠が足らず行き場所をなくした有料出会い系サイトは、宣伝方法を探さざるおえません。そうすると行き場をなくした出会い系業者が女性に成りすまし無料出会い系サイトに侵入して男性を自分のサイトに誘導して行くことに利用するわけです。広告料を使わずに出会いに興味のある男性を誘導していく!そして、さくらを使い利用させる手口。出会い系業者にとっては一石二鳥ですね。しかし、1万以上あると言われた出会い系サイトがこのような行動に出たらどうなるでしょう。はい、スポンサーで広告運営している無料出会いサイトは、業者の住処と化すわけです。
それらが、男性ユーザーから信用を失い衰退して行った要因にもなるでしょう。そして、その広告主の殆どもサクラなどを利用している業者が多くいたのも事実です。
そして、無料出会いサイト衰退の致命傷は、出会い系サイト規制法です。届出制や都道府県公安委員会に管理されることは問題ないのしょうが、運営者にとって一番の問題は、身分証明書の提出です。免許書やパスポートの提出(スキャニングした証明書をネットで送付)又はクレジットカード利用者は、そのような証明の提出は必要ありません。
有料出会い系サイトは、元々クレジットを利用しているユーザーが多いのでさほど影響はないでしょうが、無料で運営しているサイトは、これは顧客離れの致命的であると思います。無料系は、フリメでも簡単に登録できてしかも匿名で遊べるために人気がある訳で、一般的に考えて素性の分からな業者に身分を証すのは不安であると思います。これが、衰退していった2つ目の理由です。
無料系が衰退したいった2つの大きな理由
・女性に成りすまし悪質業者が増えユーザーからの信頼を失って来たこと!
・出会い系サイトの規制法